理想の家を実現するために
「杉坂」が創業以来60年間、大切にしていること
伝統工法
こだわりから生まれる新しい伝統
現代社会が依存する大量生産文化は、家づくりに対する細やかな気遣いを脅かします。作る側には好都合でしょうが、住む人のこだわりは排除されてしまいがちです。
「杉坂」が創業以来変わることなく日本の伝統工法を受け継いでいるのは、それが住む人のこだわりを反映し、将来的な暮らしの変化にも対応しやすい方法だからにほかなりません。
わたしたちは、このこだわりが新しい「伝統」を生み出す力になると信じています。
手仕事
住む人の理想を形にする力
「杉坂」の家は、一棟一棟を伝統工法の利点を知り、現代建築への挑戦心をもった建築家が設計します。そして、鍛え上げた技をもつ棟梁をはじめとする「匠」たちが、住む人の夢や思いを丁寧に形にしていきます。
建築家がお客様と一体になって家づくりに取り組むのも「杉坂」流。ライフスタイルやこだわりをひとつひとつうかがっていくスタイルも、手仕事といえるかも知れません。
住む人の理想に忠実でありたい。時が経つほどに輝きと愛着を増す「価値ある家」をつくりたい。それが、「杉坂」の変わらぬ思いです。
国産無垢材
本物志向を象徴する素材へのこだわり
近年、日本の住宅建築では外国産集成材が多く使われるようになりました。でも「杉坂」では可能な限り国産無垢材を使った家づくりにこだわっています。それが、日本の森を守り、文化を守ることにつながると考えているからです。
「杉坂」では、森の産地と緊密な信頼関係を築き、良質な木材を選ぶ取り組みを続けています。
国産無垢材は贅沢な選択ではありません。柱や梁となって家を支えながらも、呼吸を続け、さらに頑強な骨組みへと変化する無垢材の家。だからこそ、世代を超えて愛着を引き継いでいただける家を実現できるのです。
環境共生
日本の知恵をいかした快適な住空間
伝統的な日本の木造建築は、周囲の光や風と親和して、庭や遠景の自然を愛でる工夫に満ちています。近年注目される「環境共生」の発想は、まさに日本伝統建築の真骨頂といえるでしょう。
「杉坂」は、創業以来取り組んできた伝統を現代に適合させるノウハウを活用しつつ、時代の要望に応じた先進的な環境共生技術の導入にも意欲的に取り組んでいます。
住む人の思いを居心地よく包み込み、安心で快適な住空間を実現する。それこそが、わたしたちの使命だと思っています。