『 復元 』という技術 《古民家改修事例⑤》

施工データ

所在地:
千葉県市川市
構造・階数:
木造平屋(築 80 年)
面積:
59.46 m²(17.95 坪)

【事例写真】

【ビフォアフター】

こだわりポイント

移築先では既に新しい住宅が建築中。そこにバランス良く繋げる為、方位 はもとより出入口や庭との関係など、配置計画に思案を重ねました。 ほぼ原型のままの移築ではありますが、断熱化や木製サッシの採用など、 意匠性と共に快適性・機能性の向上も考慮しています。 ただ何と言っても職人達の経験や技術力に尽きる仕事でした。元の建物を、 解体と言うよりむしろ “ほぐす” という仕事。そして組外された時に起こる木 材の変形を見越し、調整しながらの復元。いつもの職人達が頼もしく見え ました。

そのままを再現するため、大工の手により建物をほぐす様に部材を丁寧に外して行きます。解体した材は整理して適宜洗いをかけて保管。

コンクリートの基礎を造って土台は新しくしましたが、柱・梁は旧部材をそのまま組み直しています。

屋根は新しい銅板で葺き直しました。

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