受け継ぐ再生リフォーム 《古民家改修事例③》

施工データ

所在地:
東京都大田区
構造・階数:
木造平屋 + 小屋裏(築 140 年)
面積:
145.52㎡

【事例写真】

【ビフォアフター】

こだわりポイント

日本の家にとって重要な床下を重点的に調査。劣化を改善し、旧家に不足 する快適性を予算を考慮しながら可能な範囲で補いました。 たまに外国人ホームステイの受け入れもされているとのことで、日本の文化 により親しんでいただける空間づくりを提案。造り込み過ぎず、シンプルな 元来の姿・構造美がそのまま活きる様配慮しています。 付近は文士村など大田区の歴史に触れられるスポットが多く、拠点として今 後より幅広い用途に活用していただける様、応接間も状況によって土足対 応可能な仕上げとしました。

改修前、床下チェックを行うと白蟻による被害がいくらか見られました。長い間に行ってきた小さな改修のうちいくつかが床下の通気を損ねてしまい、生じたものと考えられました。
この改修では、せっかくの機会なので健全と思われる大きな部材以外、床組みは全面的にやり直すこととしました。

長い年月を経た住まいは多かれ少なかれ傾きが生じています。
床組みを更新する際、基準となる部材のレベルを調整し歪みを修整します。

2階に新設した寝室は、敢えて大壁造りを採用し、漆喰壁を箒で引いて化粧を施しました。

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