鎌倉の自然を望む傾斜地に建つ住まい 神奈川県鎌倉市

施工データ

所在地:
神奈川県鎌倉市
構造・階数:
木造 地上2階建て
面積:
124.93㎡

【事例写真】

こだわりポイント

自然豊かな北傾斜地の一角に位置する住まい。北側に眺望が開け、南側には40度の斜面が登るという環境です。このため建物をL型にして斜面が駆け上がる南側を囲い込む様に計画しました。ご夫婦は多彩な趣味をお持ちになり、その活動の拠点となるような山荘をイメージしています。できる限り廊下を少なくして部屋を繋げ、どの部屋にいても気配が伝わるようにしたいとのご希望から、2階居室に地窓を設けて1階と繋ぐなど工夫しています。1階は大黒柱を中心に北東を和室・南東を食事室・南西を縁側・北東を居間という区分で天井にも変化を設けました。

1階のリビングには薪ストーブを設置しました。
上部が勾配天井の吹き抜けとなっており、ちょっと判りにくいですが小さな建具を通して2階の部屋に暖気を送れる仕組みになっています。

初夏の1場面。
南西に広がる庭は山の斜面で囲い込まれており、ちょっとした中庭の気分。
山肌には竹が鬱蒼と茂っていましたが、それをオーナーが一生懸命整備し、今は整えられた風景を見ることができます。
晴れた日も雨の日も、窓を通して1枚の大きな風景画を見るよう。

ガラス作家の手による作品をはめ込んだダイニングスペースの窓。
窓は東向きのため、朝食の時きれいに浮かび上がります。

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