家族の絆を育む、心柱のある住まい 千葉県 松戸市

施工データ

所在地:
千葉県松戸市
構造・階数:
木造 地上2階建て
面積:
134.24㎡

【事例写真】

こだわりポイント

この住まいの計画を前にした秋口、お子さんと一緒に静岡県天竜の山へ入ったMさんは、家の心柱となる樹齢100年の桧を伐採しました。1年ちょっとの自然乾燥を経て松戸の地に組み上げられた架構は天然ならではの色艶を放ち、ご家族と共に歩む未来を力強く優しく育んでくれるはずです。そんな住まいを一つの森とイメージしました。土地にしっかりと根差し、空に向かって大きく伸びてゆく様なおおらかさを、Mさん一家に重ね合わせています。少し複雑な仕口・架構を採り入れ、職人の仕事を活かして強度の向上を図りました。

建物の対角線状に組んだ大梁が絡む複雑な構造。
中心を貫く柱は末口1尺2寸の桧材。長大なため2段に分けて組みました。

この住まいは方形屋根ですが、最頂部に越し屋根を設けています。その部分の骨組み架構の様子。
この越し屋根は建物の自然な熱対流による換気効果を狙ったもので、特に夏場に活躍する仕組みです。

2階の天井は杉板を下見板風に張り上げていったもの。重ね部分が厚みのある雰囲気をつくります。

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