昭和を受け継ぐリフォーム 《古民家改修事例⑩》

施工データ

所在地:
東京都杉並区
構造・階数:
木造2階(築 86 年)
面積:
99.36㎡(改修部分)

【事例写真】

こだわりポイント

マンション等が周囲を囲む谷間にポツンと残された古民家。
創建は戦前の昭和13年頃との事で、農家や商家型とは異なる専用住居型の家屋です。
ここをこのたびSさんがご購入になりましたが、前所有者様からは「住み継いでくれる方に譲りたい」という強いご希望があったのだそうです。
文化的な家屋を残したい想い、そして古き良きものに触れて暮らしたいというSさんの願いが縁となり、私共にリフォームを託して戴きました。
外装はだいぶ傷んでいたため全体的にやり直しました。
一部分残されていた下見板の外壁が印象的で、そうした良さを引き継いで再現しています。
内部は健全性と機能性を確認し、コストバランスを考慮しながら補いました。
全てを機能的・快適にすることではなく、そうした点は劣っても健全性をまず大事にしています。
古き佇まいとともに、利便性に特化しない往時の暮らしも引き継ぐという点も、実は考慮したリフォームです。

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