暑さ対策

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残暑お見舞い申し上げます。

年々猛暑日(35度以上)が増えてきた日本の夏!!
エアコンに頼るだけではなく、熱をカットする作用の高い緑のカーテンを育てたり、日除けシェードを取り付けるなど暑さ対策は様々です。

一般的なのは、読めても書けない簾(すだれ)や葦簾(よしず)。
日差しは遮るも風は通す。更に目隠しにもなる昔からの優れもの!
簾は窓から30cm離して吊るすのが最も効果的なのだそうです。
材料は主に竹や葦ですが、街には低価格の輸入品が溢れています。
100均にもありますしね!
お施主様が注文されたのは竹を細く割き節が模様になるように、昔ながらの手法で編み込んである見た目も美しい江戸簾。
さすが東京の伝統工芸品!!
耐久性も有り10年~20年は優に使用できるそうです。

さて、各地の猛烈な暑さがニュースになる中、6月27日に39.8度、7月1日には栃木県内の観測史上最高の39.9度を記録した佐野市。
その佐野市で建てさせていただいた「豆柿のある家」の奥様より電話がございました。
かけてこられた内容とは別に、暑さに関して訊いてみたところ、勿論エアコンは使うけれども、少しつけるだけでしのげていると仰っていました。
弊社が得意とする勾配天井とダイナミックな造りのL.D.K、壁は優れた調湿効果のある漆喰塗り。
これも弊社の特徴のひとつ。

更に、庇の奥行きは120cmありますから、夏の強い日差しをほぼ遮ることができます。

工事中の夏の午後、職人さん達と建物の中で休憩していた時のこと、ご主人が一言「ひょっとしてこの家、クーラー要らないんじゃないの!」

今年も愛親覚羅溥傑と浩さまゆかりのアサガオが咲きました。

三枝

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