8月12日のテレビ東京「youはなにしに日本へ」という番組で
英国の鞄店「Jas-M.B」のデザイナーが来日の際密着取材を受けた時のものが
オンエアーされ代官山の建物が映ります・・とお施主様よりメールがありました。
TVの影響は凄かったようで雑誌の取材が入ったとも聞きました。
6月にはNHK 美の壺「アジサイ」では北鎌倉のH様が出演し
7月の「アド街ック天国」では北鎌倉の陶芸館の料理が3位に入ったり
お客様も良く見ているようで
「あのお店も杉坂さん? 素敵な雰囲気の店内だと思って見ていたの!」
と言われ、担当者としては嬉しい限りです。
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先週より横浜の中区で減築改修工事が始まりました。
お施主様が弊社にお声を掛けて頂いてから13年目
御前崎のお施主様も13年目に着工しました。
その間、杉坂建築事務所だけを信頼して頂いたことは営業冥利に尽きます。
解体は柱だけを残しスケルトン状態にしますから新築以上に手間が掛ります。
引っ越しが済んだ室内は解体するにも関わらず掃除が行き届いていました。
布団とか電化製品などを残してゆきトラック一台分の処理費用の追加を頂く事が
多いのですが、この方は違いました。
お施主様は小柄な女性です。良くぞここまで片付けたものだと感心致しました。
もう1軒先週海外駐在中、外国の方にお貸ししていた家の契約期間が終わり
退去の立ち合いを頼まれました。
借り主と仲介業者と一緒に各部屋をチェックして周ったのですが、
床もキッチンのステンレスの天板も便器.洗面手洗い器.鏡.ガラス窓も
くもりひとつ無くピッカピカに磨かれてありました。
清掃業者を入れる必要など全く無いほど完璧に掃除してありました。
見事としか言いようがありません。
近々帰国なされるお施主様にこの事を報告すると「清掃も修理することも無く
返して頂け有り難く思います。大事に住んで下さったのは我が家の良さを
わかる方だからこそとつくづく感じました」と返信メールが届きました。
米国人の借り主には「まるで新築の時の状態になっていて驚いている!
この家に関わった者として大変嬉しい」と通訳してもらいました。
これまでの立ち会いでも後ろ髪ひかれる思いで退去されるご家族がいたり
「スイスにこの家を建ててくれないか!」と真顔で言われた事も有りました。
漆喰を多用した杉坂建築事務所の家は、
日本人だけでなく外国の方も思いは似ていて住み心地が良いのでしょうね!
◇
さて「諏訪湖湖上花火大会」では熱雷による豪雨で中止!
ビショ濡れの身体にJRの足止めをくらい寒くて震え「帰宅難民」的な体験を味わいましたが
それでも懲りずに「やっぱり雷鳴は好き!」
花火の爆裂音と衝撃波をガンガンと浴びることが出来なかったモヤモヤを解消すべく
最終日の25日高円寺の阿波踊りに出かけました。各々の連(グループ)の踊りと
鳴り物の鉦(カネ).三味線.笛.鼓そして太鼓!
リズミカルにそして腰を落とし思い切り両手のバチで叩き続けその轟き渡るど迫力には
毎年のことながら痺れます。天水連・舞蝶連・苔作連の鳴り物は特にビリビリきます。
20時で閉会。その少し前からは鳴り物が特に激しく打ち鳴らされ
いつの間にか連の中に観客が入り乱れ凄い盛り上がりとなります。
鉦のリズムが更に速く大きく踊りも速くなってきます。
太鼓を抱えた人達も負けじとこれでもかこれでもかと力一杯叩き続けます。
知らず知らずのうちに身体が弾んでいます。周りの見物客も弾けてます。
そして「ジャジャーン」の鉦の合図で踊りも鳴り物もピタッと止みます。
夏が・・・終わりました!
(三枝)