梅の花が咲く前はミカンを枝に刺しておくと、メジロのつがいが直ぐにやってきます。
それを見るのが朝の楽しみでした。
今はヒヨドリに代わり、先週少し鳴き声がぎこちなかったのですが、
ウグイスの初音を聞きました。
3月3日は桃の節句。お客様のところに伺うと、年代物のお雛さまや、
ご自分で買われたものなど、色々なお雛さまを目にします。
材質も様々。
【 出窓の外の白梅にはメジロが飛び交って!】
先日お伺いしたお宅には、石ころに絵を描いた可愛らしいお雛さまが飾ってありました。
奥様の出身地、四国さぬき地方の石人形。
それぞれの表情がとても豊かで楽しそう。華やかな雛飾りです。
以前ブログに載せた木喰相観さんが彫った三面大黒天像にも会えました。
【 さぬき石人形 】
【 奈良一刀彫り立ち雛 】
先般、マンションの改修工事が終わったI様宅の玄関内には、
赤みを帯びた石のライオン像が、飾ってあると言うよりも鎮座しています。
ギリシャの噴水で使われていた6体の内の一つ。時代的にも古く珍品です!
旅行中に立ち寄った石屋さんの店先に置いてあり、重くて船賃がかなり
かかったと仰っていましたが、大のお気に入り!
目線を床まで落として見上げると、勢いよく水が吹き出していた時の、
顔の表情が見てとれます。
奥様は和室に出入りする時邪魔だと仰っていますが、
ご主人は移動させる気はさらさらないようです・・・。
三枝