屋根の防水は、念入りに!
8月も中旬を過ぎ、うだるような暑さもだんだんと収まってきたと思ったら、
今度は台風&ゲリラ豪雨の猛威! 天気に振り回される毎日ですね、、、
そんな中でも、中野の現場では工事が着々と進んでいます!
(以下の記事はこちらの現場について以前書いたものです。是非ご覧ください!)
まずは屋根関連の作業です!
上棟直後は雨で濡れてしまい強度に少なからず悪影響を与えてしまいます。
なので、上棟後まずは垂木を掛け、ルーフィング(防水シート)を張る作業を行います。
実は屋根の防水で一番肝心なのが、このルーフィング!
鋼板や瓦など様々な屋根材がありますが、主な役割は雨水を雨樋などに流すことです。
屋根材の隙間から侵入してきた雨水を最終的に防ぐのがルーフィングの役目。
なので、雨漏りが起きる多くの原因はルーフィングの劣化であることが多いです。
ルーフィングを張り終わったら、屋根材である瓦を葺いていきます。
規則的に葺かれていて段々模様がとても綺麗に見えます!
こちらの瓦は一般的な瓦と違い表面を平らに仕上げることで、家の外観を
スマートに仕上げることができます。和風というよりは洋風に近い雰囲気になります。
お施主様の思い描いたテイストで家づくりができるのが注文住宅の長所の一つ。
見えないところを、丁寧に!
屋根関連の作業が終わると、組んだ木材に構造用金物を取付けていきます。
完成してしまうと見えなくなってしまう部分ですが、構造の要ともいえる部分なので、
よりいっそう丁寧に取付作業をしていきます。
また、配線作業も重要です。竣工後に配線の不具合が見つかると壁を空けての修理となってしまいますので
ミスのないよう気をつけて一箇所ごとに作業を行います。
実は私は、まだ新卒からの入社2年目で、毎日の現場が学びの場所です。
建築は基礎や構造、断熱性や気密性など普段は見えない所にこそ、重要な要素が詰まっていると改めて実感しました。。。
このように作業が進むにつれて、お客様と話し合い、思い描いた「住まい」がだんだんとカタチになっていくのが、とてもうれしく感じます。
これからも、日々学びながら現場の様子を順次報告して参りたいと思います!
渡邉