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ブログ

雨上がり

気が気でなかった棟上げ当日の天気!
深夜までの雨も止みまるで梅雨が明けたような日差しの下で
建て方が始まりました。

南林間でお打ち合わせがあり、大黒柱や太い松梁をかけやで
叩きながら組み上げていく職人さん達の勇姿は撮れませんでしたが、
それよりも何よりも雨の中での建て方でなくホッと致しました。

綺麗に組まれた大黒柱や松梁、構造材など濡らしたくありません。
次の日から台風に備えるために大工さん6人が集中的に入ってくれ、
15日には屋根のルーフィングを張り終えるところまで進みました。
お陰で台風11号の大雨でも構造材を濡らさずにすみました。
軒が深く90cmありますのでこの酷暑でも屋根の下は涼しいです。
大工さん達は屋根の下での作業ですが、
只一人ルーフィングを施工している屋根屋さんだけは別、
日陰なしの炎天下の屋根の上、足を踏ん張り水分をガンガン摂って
やり終えてくれました。

gaikan

「自分で言うのも何ですが、格好いいと思ってます。
庇の長さいいですね~!あの立地なので下から見上げることとなり、
その分、余計に迫力が出ているように感じます。嬉しいことです!」
毎日勤め帰りに見に行っているというご主人からメールを頂きました。
そして早く杉坂建築事務所のシートがかかっているとこを見たいとも!
嬉しいですね!「豆柿の家」と同じ現場監督。頼もしい!

台風が過ぎ去ったので足場にシートを張り巡らしました。
サッシュが搬入されました。大きな出窓も目を引くと思います。
足場が取れるのは10月末頃、更に格好良くなってますからお楽しみに!
格好だけでなく住み易さもです。

長雨と台風で外壁が仕上げられなかった上板橋のK様邸も
天気次第ですが、そろそろ足場が取れてもいい時期に来ました。
あの地域にあの家が・・・そう思っただけで痺れます!

mokei

9年前、北区飛鳥山の現場では棟梁からS君と呼ばれていた若者が
今では棟梁から「親方!」と呼ばれ、仕事を任せられる腕前に!
腕前ばかりではなく練馬区桜台の現場でもそうでしたが近隣の方への
挨拶とか現場の清掃がしっかりと出来ているのです。
素直で笑顔がいい!
やはりそれらは棟梁と仕事をしていて身についたものだと思います。
あの棟梁は口うるさく言う人ではありませんから。

dougu

仕事の内容にしてもこうしてあげた方が良いと思うけれどどうかな?
など、今までの経験から言ってくれたりします。
逆にこうしたいんだけど・・・と聞くと「こうしたら上手く収まる」
より良い物を造っていきたいという職人さんの心意気に感謝です。
今まで大壁の家が多かったのですが、この家の一階は真壁にしました。
手間はかかりますが濃いめに塗った柱と白い漆喰のコントラスト。
K様期待して下さい!

それから現場で昼飯を一緒に食べることが度々あります。
現場で職人さんと食べる昼飯は美味い。そこでいろいろな話を聞くのも
たのしいことです。
棟梁と私は食べるのが早いんです。しかし親方と呼ばれている彼は
私達の倍の時間をかけてゆっくりゆっくりと食べます。
あのくらい時間をかけて食べたいよな~と思ってる二人です。

「豆柿の家」は設備機器と建具が搬入され吊り込み作業に入りました。
タイル屋さんが入り暖炉回りは終わりました。着々と最終工程へ!
建具屋さんが作った無垢の玄関ドアにお施主の奥様感激!
私の好きな建具屋のKさん。やり易いように自分で工夫した道具類。
使い込んだノミ。

renga

tateguya

休憩時間他の職人さん達との話の中でKさん「伊豆大島での仕事は
楽しかったな~又仕事ない?」

ajisai

三枝