多摩川源流森林再生プロジェクト
水系デザインで有名な法政大学の神谷先生が事務所を訪ねてくださいました。
前にこのブログでも紹介しましたが、多摩川源流の木のブランド化を計り産直供給体制の体系化を行おうとする取り組みに杉坂も協力しているのです。東京電力の矢野さんと緑の列島ネットワークの江鳩さんとともに熱い議論が行われました。
木を評価する時、それが建築材料としての物性評価だけでは勿体ない。長いこと生きてきたその木の持つ履歴、生きてきた証としてのストーリー性そのものにも価値を見つけ評価してゆく必要ががあると思うのです。
源流の木にはその貴重な物語性があります。この木を使うことで木造建築を構成する木材に神秘と時間的歴史的価値を持たせる事ができるのです。
源流自然再生協議会の景観部会長としても活躍される神谷さんのお話を伺って大変触発されました。
(設計部)