骨董家具の似合う家
記憶を引き継ぎ価値を高めるリフォーム
先日、半年くらい前に完成したリフォーム住宅の写真撮影に行ってきました。
引越から6ヶ月くらいでようやく落ち着いたということで、
撮影させていただいた中からいくつかご紹介します。
骨董店で買い付けた古道具を採用。アンティックな価値を求めただけではなく、
丁寧に作った良い物を大切にするということが建主の希望でした。
広い空間を柱など移動し再利用。ダイニングは壁で仕切り、漆喰塗で仕上げております。
木の家をつくる時の基本的なことですが、庇が長いです。
24年前は小学生だった息子さんが今回建主となり、家は代々のもので
親から譲り受けて子どもに渡していくものだという観念が強かったと感じます。
50年、100年という長い年月を住まい続けることが木造住宅では可能なのです。
我々のこれからの使命は、
新築を超える価値の創造ーリファイニングにある事を確信しています。
今年も日経住まいのリフォーム博2010に出展します。
(N.B)