『街弁』で、小学生のお弁当!?
昨今、教育におけるいろいろな問題を見聞きしますが、
地域によって意欲的な新しい教育の取り組みも行われている様です。
横浜は中区戸部にあるお弁当屋さん「街弁」に、お昼を買いに寄らせていただきました。ここは、南雄三さんと杉坂建築事務所のコラボレート作品第一号となるお店です。
ここはお味も然ることながら
何といってもバランスも考えられたメニューがGood!
とてもヘルシーで、いつも「近くにあったらいいな」と思ってしまいます。
めずらしく今日はピピッと直感が働きまして、
サバの西京焼き弁当に照準が定まりました。
西京焼きは結構好きです。
ふと店内のギャラリースペースを見ると、額に飾られた絵が数点。
ご主人によると、地元の小学校で課外学習的な新しい授業が設けられ、
自分達が住んでいる地域がどんな社会や環境で成り立っているのかという事や、
それを踏まえてどんな発信をしてゆくべきかみたいな事を考えさせる仕組みなんだとか。
よく見ると、3年1組の子供たちが描いたお弁当の絵ではありませんか!
3年1組のみんなが、お弁当屋さんを通して地域・社会を学ぼうという取り組みの様です。
お弁当のメニューは何にしようか、、。
地域をリサーチし、戸部という地域のお弁当をつくろうというらしく、
放課後や休日も熱心に話を聞きに来る児童もいるそうです。
そして街弁さんが協力し、実作品として売り出すと言うじゃありませんか。
これは楽しみです。
飾られた絵はまだ一番始めの構想段階のものとの事。
全部で5班、お弁当は5種類となり、2〜30人の子供たちが一斉に売り出しするそうです。
販売する様子を想像すると、何ともほほえましい。
但し販売日は今のところ1日のみ(未定)との事で、うっかりしてられません。
学校の先生も、合間を見て授業のための街歩きなどされていたと聞きます。
やっぱり先生も大変ですね。
また情報が入ったらお知らせします。
いつものお弁当も、有難いほどリーズナブルですので、
お近くへお越しの際は是非覗いてみてください。
味わい深い建物と看板も注目です。
(Ochiai)