傷がついてもかっこいい家が欲しかった！

柿の実がだいぶ色づいてきましたね。
柿は大好物です。その中でも特に隣の家の柿は小ぶりながら
剥くと胡麻？で黒くなっていてとても甘くて好きでした。

さて18日の朝日新聞朝刊に秋の見学会のご案内も兼ねた広告を載せます。
見学会は26日と11月2日の二日間ですが、その他にもこういう雰囲気の家を
見たいというお客様には個別にご案内をさせて頂いております。

先日ご案内した方のご要望の中に猫が大好きでつるバラを育てたい・・・と
いうのがございました。
そのご要望にぴったりの御宅がお住まいの近くありましたので見て頂きました。

早いもので竣工から16年経ちましたがちっとも古さを感じません。
むしろ伐採せずに残したヤマモモの木やザクロの木々が大きく枝を茂らせ
緑が家に馴染んで益々素敵な雰囲気になって来ています。
私が好きな御宅の一つです。
何時も突然伺うのですがにこやかに迎えて下さるこのご夫婦も好きです。

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」で放映されたり「田園都市生活」
「週刊新潮」「美しい部屋」にも載りました。
奥様の育てた各種のバラは春になると専門誌のページを今も飾り続けています。

建築計画案では犬と猫が大好きというご夫婦と設計者の想いが一致して、
東南の快適な部屋はご主人の書斎では無くペットの部屋となりました。
その部屋には四角いガラス窓が幾つか開けてあります。
帰宅して玄関ドアを開けるとペット達がその窓に顔をくっつけ
一斉に出迎えてくれるのです。至福の時です。

スーパーJチャンネルの「ペットと暮らす家」の取材時には11匹でしたが
お会いする度に増えて現在はなんとなんと犬1匹と猫24匹に！
大黒柱には爪を研がないようにと床から1mの所まで板で囲ってありました。
そして赤松の梁は格好の遊び場となっていました。

猫は犬と違って吠えませんから24匹いても静かなのですが私には衝撃的！
ご案内した方はさすがに慣れた様子で猫達を扱っていらっしゃいました。
2時間ほどお施主様と直にお話をして色々とお聞きになっていらっしゃいましたが
猫達との暮らしや植栽の事など大変参考になったと仰ってました。
20日に第一回目の計画案を提示致します。気に入って頂けますでしょうか！

昨日の夕刊に島民15人に猫100匹「猫の島」人気じわり・・・
愛媛県の伊予灘にある青島は猫好きにはたまらない楽園だと人気を呼びそう・・・
と書いてありました。全国から猫好きな人が観光に訪れるそうです。

港の見える丘公園内の「大佛次郎記念館」には猫に関する資料が沢山有ります。
その中に大佛次郎の奥様は大の猫好き！
大佛次郎は6匹までは飼うことを許したのだそうです。
ある時7匹いることに気が付き奥様になぜ7匹いるのかと正したところ
「この一匹はお客様猫です」と釈明したのだとか。
そんなエピソードがあることを動物好きな設計の女性が話してくれました。

（三枝）