移り変わる時の中で深みを増す味わい。
建築して四半世紀。愛着を持って住み続けていただいたI様と
「新築時にも増して味わいが深まったこの家を改めて見ていただいたらどうか」
という話が持ち上がりました。
新築と併せてデザインした庭の草木、大きく張り出した庇、柱や梁…、木製格子戸…。
そのどれもが時を重ねて豊かな表情となりました。
開発が進み、移り変わる環境の中でここだけが
ゆっくりと時を刻み続けているような、そんな住まいです。
28年間変わらぬお付き合いの中でこの度の見学会が実現いたしました。
ぜひ多くの皆様にお越しいただけると幸いです。
(2012.11.19 読売新聞 夕刊)