西川杉と漆喰壁のバランスは?

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暑中見舞いのはがきでご紹介した東京都目黒区のH氏邸。
若いご夫婦と、3人のお子様が育っていくための、新しい暮らしの舞台です。

天井までしつらえて、方眼の枡目のようにデザインされた特注の障子の向こうには、遊歩道の桜並木の景色が広がっています。

1階はRC造で広く車庫を取り、居住スペースは木造の2階と3階に構成しています。
2階、3階ともに木の風合いをいかして使い勝手にも工夫したベランダがあり、季節ごとの遊歩道の借景を楽しめるように配慮しました。

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3階のLDKスペースは、西川杉の風合いをより色濃く楽しめる空間です。

木の家らしく、たっぷりと無垢材を使ったことを強調したいところではありますが、木造住宅とはいえ、木だけで構成された空間よりも、壁面での、木とそのほかの素材のバランスがおよそ「5:5(木材量45%程度)」くらいの空間を最も「居心地が良い」と感じるというレポートもあります。

この3階スペースでは、あえて漆喰壁を広く見せることで、より居心地のいいスペースになるよう工夫しました。

参考:『独立行政法人 森林総合研究所』のレポート(外部サイト)

とはいえ、建築プランには「西川材の家キャンペーン」をご利用いただいたこともあり、国産の杉材である「西川材」を贅沢に使っています。

このエリアは準防火地域なのですが、使用する柱を太くして燃え代設計とすることで準耐火構造を実現し、なおかつ柱を見せた木造建築ならではの魅力ある家にできました。

床には無垢で30mmの厚さをもつ材を使っているので、無垢材ならではの調湿効果を発揮してくれることでしょう。

また、造り付けの家具やキッチンなどにも、西川杉の無垢材をふんだんに使用しています。

もちろん、杉坂ならではのノウハウを盛り込んで、光や風の通り道に工夫して、明るくて、快適に過ごしていただける家になりました。

まだ期日は決まっていませんが、このお宅で「住宅見学会」の開催を予定しています。

詳細が決まり次第お知らせしますので、ぜひ、お出かけください!

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