お盆が過ぎ八月も残り少なくなってきましたが、
今年は雷雨が多いと思いませんか!
春先には黄砂では無く「煙霧」そして15日に体験した「熱雷」など
今まで耳にしなかった気象用語を知りました。
7年連続で観に行っている「諏訪湖湖上花火大会」 心待ちにしていました。
打ち上げ前に演奏?される諏訪市消防団ラッパ隊の威勢のいい響き!
諏訪市長の「これが諏訪人の心意気!」の決めゼリフを合図に打ち上げが開始されたものの、熱雷による豪雨の為にわずか開始20分で中止となりました。
稲光が絶え間無く光りイチ.ニイ.サンと数える暇もなく雷鳴が次々と頭上から落ちてきます。
いくらスターマインを連発していてもたった一発の雷鳴にその音はかき消されてしまいます。
雷鳴が近づくにつれて痛いくらいの大粒の雨が激しく降ってきました。
1時間に74.5mmという豪雨!熱雷が発生し易い諏訪盆地の地形から熱雷の雲がいつまでも諏訪の上空にとどまっていたのが原因のようです。
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豪雨による道路の通行止め、落雷によるJRの運休などで足止めされた見物客。
上諏訪駅での大混乱の様子は夜のTVニュースでご覧になった方も多いとか思いますがその中に私達はいました。
激しい雷雨が降り続く中、いつ運転が再開されるか情報は聞こえてきません。
全身ずぶ濡れの身体もだんだんと冷えてきましたので早めに判断し並ぶのを止め裏通りの小さなお店に避難したのが幸いしました。
韓国の女性がやっているスナックみたいなお店!
最初の客がびしょ濡れなのにも関わらず気にしなくていいからと迎え入れてくれました。
乾いたタオルを何枚も出してくれて!
暫くすると次々と雨を避ける人達が入って来ました。全部で22人!
周りの店も同じ状態だったと思います。店の女性はまさかこんな事態になるとは思わず乾いたタオルは私と相方で終わり、食材も殆ど用意が無かったようです。
最後には韓国海苔が・・・
でも食べるものは無くても雨をしのげそして暖房が効いた部屋。そして熱い焼酎のお湯割、それだけで充分に有難かったです。
小さな子供を抱えたお母さんもホッとしたようでした。
暫くすると避難して来た人達と自然に連帯感が生まれてきました。
濡れて誤作動し使い物にならなくなった携帯、auやdocomoもつながらず連絡出来ない焦り。
TVでは避難所情報や交通情報を流してはいますが、交互に外に出ては情報を報告しあってました。
JRが運行再開し岡谷駅に着いてツアーバスが出発したのがAM2:30
宿泊地である白馬村に着いたのは夜も明けたAM5:00。
自然の脅威を思い知らされましたが反面思いがけず人の暖かさを感じた旅行となりました。
◇
3時間の睡眠から目覚めた白馬の空はもう秋の気配でした。
これは杉坂の「家づくりBlog」でしたよね!
ここ数回家づくりに関係ない事を書いていますので次回書きます!
(三枝)