都内でも紅葉が見頃となってきました。
「晩秋初冬」そんな熟語はないようですがそう感じる今日この頃です。
そんな中、思いがけない人からハガキをもらいました。
ハガキの最後には「ブログ頑張ってますね!」と書いてありました。
あの人がブログを読んでいるとは思いもしませんでしたから驚きました。
8月29日の後、一回載せたのですが直ぐに削除したという経緯が有り、
それ以降書いていませんでした!
でもそう言われてはね・・・
この二ヶ月半の間に横浜市旭区の全館空調のお宅の見学会、
上板橋のK様邸の竣工と見学会、南林間S様邸の地鎮祭と棟上げ、
玉川学園前のN様邸の竣工と見学会が有りました。
完成に近づく建物を見るのは気ぜわしくもまた嬉しい時間です。
そして喜んで頂けて・・・
全館空調のお宅の見学会はまだまだ暑い日でしたが、
おおぜいのお客様がお越しになっているにも関わらず快適な温度と湿度。
皆さんが帰られた後の掃除の時、床を拭いたドライシートには
汚れがなく真っ白!これには皆ビックリ!
殆どの空気中の塵がフィルターに付着したからなのでしょう!
お施主様は省エネだし楽チンだと仰っていました。
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南林間のS様が弊社にお問い合わせを頂いたのが2000年。
それからずうっと年賀状と暑中見舞いのハガキをお送りしていました。
3社に声をかけていたそうですが、
毎年ハガキを送ってきたのは杉坂さんだけだと仰っていました。
そしていつかは杉坂で建てたいと思っていたのでそれが今現実になって
とても嬉しいと仰って下さいました。
ありがたいですね!
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玉川学園前のN様邸のL.Dには一階の平天井で有りながら漆喰の白に
少し濃い目に塗った大黒柱と松梁が重厚かつ良い雰囲気をかもし出して
います。敷地の形状に合わせ斜めにカットしたリビングのその窓からは
日差しが部屋の奥にまで届き気持ち良さそうです。
他の家に比べてダントツに軒が深いのもこの家の特徴です。
92歳になったお婆様がことのほか喜んでくれて嬉しいと報告がございました。
お引っ越しして落ち着くのはもう少し後になりそうです。
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地鎮祭.竣工.見学会が続いている中、新たに千葉県匝瑳市で長屋門のある
古民家の改修のお話が有り、屋根裏の調査と打ち合わせに行っておりました。
一回目は設計者が自分の目で確かめたいということで完全武装で床下に潜り
腐りなどを調査!床下から出て来た時は汗と土埃でグッショリ!
二回目は設計と若い営業の二人が和室の天井板を一枚半外して天井裏へ!
私は天井から顔だけを出してライトを当てバックアップ?
二人は蜘蛛の巣をまとい、ススだらけになって戻って来ました。
三回目は先週、計画案を見ながら出来る出来ないの調査で行きました。
自分の目で屋根裏の小屋組を確認し実感したくて上がってみました。
豪快な梁の上を歩き、寸法を調べていきます。
お施主様は屋根裏に寝室と書斎、物入れを作りたいというご要望!
屋根裏部屋でお蚕さんを育てたり物を蓄えたりする農家の造りと、
お屋敷の小屋組みは違います。快適な屋根裏部屋を計画するのは
とても難しいことだと3時間屋根裏に滞在して感じました。
茅葺きを補修した新しい縄とススに燻されて黒くなった縄と竹。
縄を外したところは絞り染めのように縄の跡が付いているはず。
その燻された竹を天井とか色々な所に使用したいと考えています。
あそこで見た小屋組が土間と居間にドーンと豪快に見えてくる様を想像しつつ、
この民家改修のお話が実るよう知恵を出し合って進めていきます。
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それでは今回はこの辺で!
三枝