杉坂初の免震住宅ということで進んできた工事も、無事に完成を迎えました。
私にとっても一つ一つが慎重を期した作業でした。必要な工程をきちんと管理する事に没頭していましたが、振り返ってみるとすごく重厚な仕様だったと感じます。
免震装置と呼ばれる、すり鉢にアイスホッケーのパックを挟んだ様なものを介して、下の層と上の層にダブル配筋を施したコンクリート盤が配されるという形状です。重量は普通の基礎より多くなりますので、地盤の強度も大切です。
この家で一番悩まされたのは、上層(建物)が地震の時に動くという点でした。
具体的には配管(電気、水道)経路と建物の動きに対応する事や外構工事(坪庭廻りなど)です。
手塩に掛けたこの住まいが住宅見学会でご覧戴けます。
見所は免震だけではありません。是非見に来て下さい。
木造二階建住宅で免震装置を設置した現場の写真です。
4月12日の見学会はこの現場なので是非、見に来てください。