住宅の中で、タイルを主に使う場所は、水廻り、外壁、土間床などがあり
ますが、仕上げ工事なので、工事も下地工事が終る頃に行います。
何も考えずに、開口部の壁下地や水栓金具等の給水取り出しを行ってし
まうと、いざタイルを貼る時になって、寸法があわなくて小さいタイルをい
れることになったり、タイルの変な位置に穴をあけることになってしまいます。
そうならないように、下地モルタル、タイルの厚みや目地太さなどを計算して、
各業者と打ち合わせします。
この作業を<タイル割り>といいますが、結構むずかしくて図面をかいても
なかなか計算通りにいかなかったりします。又、器具の使い勝手を優先して
タイル割りをあきらめることもあります。
仕上げ工事ですが早い段階からの検討が必要です。
タイルをつかった建物をみるとついタイル割りをみてしまいます。
(工事部 singo)