横須賀で建築中の天竜杉／素材主義の家（仮）も、だいぶ進みました。
現在、仕上げの漆喰塗りが進んでいるところです。

下地の木摺

左官の下塗り

中塗りを経て仕上げ漆喰塗り

この住まいは素材主義。

通常、穴あき石膏ボードを下地にする事が多いですが、
ここでは合板はもとよりボード系材料は一切使わない事としています。
下地は木摺（きずり）と言う細い板材。
これも天竜の杉材で、一定のピッチで打ち付けています。

こういう細かい作業は、だんだんハイになりそうです。
打ち終えた状態は美しい。

これが隠れてしまうのも勿体ないねーっなんて思いました。

でも、そんな下地があるから呼吸をしてくれるのだ！と考えれば、
優しい気持ちになれそうです。
ちなみに壁の中はセルロースファイバーの断熱材。調湿性もばっちりです。

写真は最上階なので天井は板張りですが、
下のフロアは天井も木摺下地に左官仕上げです。
よく見ていただくと分かるのですが、私のカメラが広角にバージョンアップ
しました。(^_^)v

今度、土を塗ります。

（工事部）