江戸期の部材が甦る、最新仕様の住まい

江戸期の部材が甦る、最新仕様の住まい

築150年以上と伝え聞く民家。
関東大震災に耐えたとは言え狂いが生じており、以前から大規模なリフォームをお考えでした。
代々受け継ぐ貴重な建物を取り壊し、新しくするわけにはいかないというお気持ちです。
ただし住まい方の事情で、ご希望は二階を増設して二世帯用への変更。
これは建築基準法やコスト等のバランス的に妥当性を欠いた為、現地解体/再生を行なう事となりました。
既存の構造材や建具などをバラし、大部分復元しての建替えです。
各部のつくりは最新ですが、用いる部材が次世代へと記憶を伝える、味わい深い家になりました。

再生部床面積:223.35㎡(67.42坪)
再生範囲:部材再利用による建て直し。

※旧家屋を全て解体し、柱・梁を再利用しながら新築。
※完全平屋の民家を、2階屋に変更。
※敷地の土を用いた土塗り壁を一部採用。
※ペレットストーブを導入。

改修前の様子

2階建ての様に見えますが、平屋建ての住まい。

解体~部材整理

解体には重機も用いますが、基本的には手作業で行ないます。
今回は敷地にゆとりがあり、ほぐした構造材の管理等の面ではとても利点がありました。

刻み~建て方

傷みのある部材や一部変更となる間取りの都合上、全ての材を再利用することは出来ませんでした。
新しい部材との取合いを考慮しながら古い部材に刻みを入れて行きます。
今度はベタ基礎のうえに、耐震構造によって再築です。

完成に向けて

完成までには、他にもこの住まいの特徴的なつくりや仕様があります。

完成

流れはほぼ新築ですが、歴史を感じる重厚感が漂います。

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